玄米麹専門店の甘酒

試行錯誤を繰り返し作り上げた自慢の玄米麹

玄米には特有のヌカが付帯している為、麹に加工するのが難しい事からほとんど流通されておりませんが、独自の技法と製法により、自身も納得の出来る玄米麹が完成しました。
原材料にもこだわり、オーガニックの有機玄米を使用しております。
機械に頼らず、手から伝わる品温、麹へとなっていく過程で放たれる薫り、麹菌のはぜ込み具合を見定め手入れをし、自身の五感を大切に使い作った自信の玄米麹。
当店では、2品種の玄米を仕入れ、品種ごとに麹を製麹(せいきく)しております。
その品種ごとの玄米麹のみで作った、全国的に珍しい品種による風味の異なる麹甘酒をお届けしております。
品種玄米麹だけで作った玄米麹甘酒の風味は、今までの抱いていた甘酒への概念を覆す自信があります。

令和2年 アミノ酸一斉分析 宮崎県食品開発センター調べ

「玄米は体に良い」と言われておりますが、具体的に何が違うのかを宮崎県食品開発センターへ相談したところ、共同研究のお話をいただき、令和2年に米麹甘酒と玄米麹甘酒の分析を行っていただきました。
試験・分析成績書とグラフは、アミノ酸等一斉分析の結果です。
緑色は以前製造していた米麹甘酒。赤色は現在製造している玄米麹甘酒です。
(図1)は、必須アミノ酸を含む体を構成する20種のアミノ酸とγ-アミノ酪酸(通称GAVA)の比較です。
(図2)は、(図1)から抽出した必須アミノ酸9種の比較です。
GAVAを含むすべてのアミノ酸成分で、玄米麹甘酒に多く含まれる事が判明しました。
アミノ酸の総数から、米麹甘酒よりも玄米麹甘酒の方が、1.7倍以上多く含まれる事がわかりました。

令和6年 アミノ酸一斉分析 宮崎県食品開発センター調べ

令和4年より、宮崎市跡江の 株式会社宮崎アグリアート 様の有機JAS認定米を使わせていただいております。宮崎アグリアート 様は、様々な品種のお米を栽培されておられ、私共も6種類のお米を使わせていただき、玄米麹甘酒を製造しておりましたが
・とろみのある濃厚な口当たりの「ひのひかり」を使用した とろり
・さらりとしたやさしい甘さの「ミルキークイーン」を使用した さらり
の2種類へと定め、お米の品種違いによる、風味の異なる甘酒を提供しております。
現在は、お客様のお声を元に、令和2年製造時の麹と水の配合を変更し、より飲みやすく風味を感じられるバランスの良い配合へと変えさせていただきましたので、令和2年時よりもアミノ酸数値が若干下がっております。
この2種の風味の違いを解きほどく為、令和6年 宮崎県食品開発センター で、分析を行っていただきました。この数値の違いが風味の違いだという事がわかりました。

令和6年 オリゴ糖分析 宮崎県食品開発センター調べ

玄米麹甘酒とろり「ひのひかり」と、さらり「ミルキークイーン」の分析を行ったところ、オリゴ糖も検出されました。
このオリゴ糖の量の違いから、とろり と さらり それぞれの風味と甘みの違いがあることもわかりました。
オリゴ糖には、整腸作用を示す報告もされております。
また、甘酒にも同様の作用があると言われておりますが、当店の玄米麹甘酒は、このオリゴ糖が関わっている事がわかりました。

令和6年 フェルラ酸分析 宮崎県食品開発センター調べ

令和2年と令和6年に、フェルラ酸というポリフェノールの分析も行っていただきました。
令和2年時には、栽培期間中農薬不使用の米麹甘酒と玄米麹甘酒の分析。
令和6年時には、有機JAS認定の ひのひかり(とろり)と、ミルキークイーン(さらり)の分析を。

令和2年 米麹甘酒_ひのひかり
令和2年 玄米麹甘酒_ひのひかり

フェルラ酸とは、穀物の果皮やヌカ層に多く含まれるとされるポリフェノールの一種です。
令和2年時の分析では、同品種の米麹甘酒と玄米麹甘酒の比較を行いました。
分析の結果、玄米麹甘酒のフェルラ酸は、米麹甘酒の約3.6倍も含まれる事がわかりました。

令和6年時の分析では、現在、仕入れさせていただいている株式会社 宮崎アグリアート 様の
有機JAS認定の ひのひかり(とろり)と、ミルキークイーン(さらり)の分析を行いました。
すると、栽培期間中農薬不使用の玄米麹甘酒と比較すると1.8倍以上
米麹甘酒と比較すると、6.6倍以上のフェルラ酸が含まれる事がわかりました。
フェルラ酸とは、強力な抗酸化作用を持ち、体内のフリーラジカル(活性酸素)を中和する能力がある事を期待される報告もされております。
抗酸化作用、抗炎症作用、紫外線防御 等、示す報告もされており、その多様な健康効果から注目を集め、日常の食生活に取り入れることで、健康維持や美容に役立てることへの期待ができます。

宮崎市産農林水産物活用商品認定証

宮崎市産農林水産物活用商品認定証

令和5年10月20日、宮崎市産農林水産物活用商品として
清山知憲 宮崎市長より、認定証をいただきました。
これからも、まだまだメジャーではない玄米麹を追求し続け、可能性を見出し、皆様のお手元にお届けできるよう尽力し続けてまいります。

玄米麹甘酒 とろり と さらり
玄米麹甘酒
玄米麹専門店 とろりとさらり
玄米塩麹
玄米麹専門店 とろりとさらり
玄米麹

玄米麹専門店は「にっぽんの宝物」スイーツ部門で表彰されました ! ~

玄米麹専門店 にっぽんの宝2019-2020
玄米麹専門店 にっぽんの宝2018
玄米麹専門店 にっぽんの宝2017

玄米麹甘酒 誕生秘話

●甘酒つくりの根本は、私の母が食の細くなった祖母に、「少しでも元気でいてほしい」という思いから、飲む点滴と言われる甘酒つくりが始まった。
当時は世間一般的な作り方と同じで、お粥上に炊いたモチ米に、米麹を入れて甘酒へと加工する作り方だった。
当時は、米麹製造業者から米麹を購入し作っていた。その業者へ、「月に〇〇〇㎏欲しい」と申し出たところ、「その量は確約できない」という返事が返ってきた為、米麹の製造へ着手するようになった。続きを読む…

お客様の声

●お通じが良くなった。毎朝デトックスのようにでるようになって便秘薬を飲まなくなった。
肌も手触りがかわってしっとりしているように感じる。続きを読む…

玄米麹専門店 インスタ

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